税理士法人SKC

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安倍晋三総理大臣のご冥福を衷心よりお祈りいたします

22.09.29 | 堺俊治の独り言的情報

安倍晋三総理の国葬儀に、一般の献花者が25,000人〜30,000人の長い列をつくり、高校生から30代世代も数多くを占めていたようです。方や、国葬儀反対派(テレビで映すのは彼等ばかりでしたが)は、大半は高齢者ばかりのように見えます。

 沖縄の基地反対運動でもよく見る光景ですね。現役引退した高齢者の群です。日教組OB、全学連OB、あるいは元全共闘シンパ、中核派フロント団体、日本共産党フロント団体などなどをかき集めた戦後レジームの代表的左翼知識人群です。これらの左翼知識人と言われる面々は、盲目的に共産主義(マルクス・レーニン主義)こそが正義と信じてきた人たちです。 このレジームが戦後の東京大学を頂点とした政治思想の象牙の塔と言ってもよいでしょう。かつては私もその一群だったのでよくわかるんです。一度これこそ正義だと信じ込んでしまうと、中々抜け出せないのです。私は左翼過激派シンパから抜け、最終的に命を守ることを選んだ自分を、長い間、意気地なしの裏切り者と思って生きていました。
 安倍総理が「戦後レジームからの脱却」と国体の方向性を明確に掲げましたが、真にこの左翼群の様に、戦後レジームから、抜け出せない一群が、日本の若者たちが進んで行こうとする道を邪魔しているかに見えます。
 この戦後レジームは、数々の既得権をつくり出し、この既得権を守る為、このレジームに反する行為を排除し潰してきました。そしてこの戦後レジームに戦いを挑んだのが安倍総理だったのです。だからこそ政財官から、新聞、テレビなどのマスメディア(最大既得権者)から、集中的な攻撃を受けてきたのでしょう。
 マスメディアは、国論が分断されたなどと報じていますが、国葬儀で計らずも明確に晒された事実は、戦後レジームの代表の様な国葬儀反対の昭和左翼知識人・昭和左翼団体とその層こそを大切に視聴者として守ることで成り立っているマスメディアという戦後レジームの一群を、その戦後レジームから解かれ始めている多くの若い献花者の圧倒的長蛇の列が分断していたのです。菅元総理が友人としての弔辞で述べた「安倍総理の願いは若者に引き継がれています!」。 きっとこの日を境に、戦後レジームの崩壊は加速していくと信じたいです。
 安倍元総理暗殺事件は、事件の全貌や多くの疑問点が2か月を過ぎても、全く解明されていません。日本のマスメディアはこの疑惑をまったく扱おうともしません。安倍元総理の命を奪った弾丸は、安倍元総理がドクターヘリで運ばれ、緊急延命処置を行った奈良県立医科大付属病院では「首前部2カ所に銃創があり、心臓心室の壁を損傷していた」その結果、失血死と説明した。 しかし奈良県警の司法解剖結果は「致命傷になったのは左上腕から入った銃弾1発で、左右の鎖骨下にある動脈を傷つけた」結果で死因は失血死と発表されました。 この死因となった弾丸の入射口が、この両者の発表では奈良医大は右からになっていて、奈良県警は左からと全く逆の解剖結果を発表しています。 そのうえその死因となった弾丸が見つかっていません。 日本のメディアはこんな明白な疑問点が解決されていないのに、この疑問に未だに全く触れようともしません。 この日の警備の疑問も全く解明されていません。 1 なぜ、他の立候補者が演説予定場所と指定した際には、危険だということで県警が禁止したその場所で、安倍元総理はなぜ演説することになったのか? 2 街頭演説の際には、必ず背中側には大型車両を配置するのが当たり前のセキュリティーなのになぜ配備しなかったのか、またこの警備の人数が極めて少ない配置についても、一体だれが許可したのか? あるいは当日の現場で、予定された警備計画とは異なった配置がなされたのではないか?
  私は、この疑念が解けないままJ・F・ケネディ大統領が暗殺され、暗殺者は明らかに偽装されたオズワルド(逮捕された直後に殺された)という決着が思い出されてしまいます。 このまま「山上容疑者の単独犯でした」で終えてしまうことはないことを願いますが、 メディアが全く扱わない姿勢や、私が持つ疑念より、統一教会の方が視聴率が取れそうなうえ、お得意の正義の味方面が出来るので、うやむやにして知らんプリをしていた方が都合がいいことがあるのでしょうか。
 ところで、統一教会問題ですが、先に言っておきますが、私は20代のころから統一教会をまったく支持していませんし、全く信用もしていません。 余計な事ですが、創価学会も同様です。 ただマスメディア(朝日・毎日やTV等)、特にワイドショーがコメンテーター共ども、的外れなことを意図的にやっていることに腹が立っています。 統一教会の日本における信者数は60万人足らずと言われています。 まずこの程度の宗教法人が政治に影響力を及ぼすとはとても思えません。 問題となっている教団への寄付行為ですが、 仏教では古くから宗教的行為として「喜捨」という財産の寄付行為が行われています。「仏 ・ 法 ・ 僧」の三宝を守るためでもあり,また財物に対する執着や物欲から離脱させるための宗教上の行為なのです。 「ユダヤ教では、『旧約聖書』に喜捨の具体的な言及がみられ、神の義にかなう行為、贖罪(しょくざい)の行為とみなされ、さらに律法で詳細に規定されている」(日本大百科全書より)。 だから喜捨行為に問題があるのではなく、喜捨された財物が本来の目的に運用されているかが問題とされるべき視点なのです。 また現代では、宗教法人には宗教活動の法的規制があり、宗教法人法に抵触するような宗教法人は認定取消処分とすることが出来ます。 そこでワイドショー的に言えば、取り消されないように自民党の政治家に取り入っていたということになるのでしょうが、たかが60万人程度の信者数の宗教法人のロビー活動で官僚までが動くとは思えないのですが、どうでしょうか。 そしてこの統一教会問題は、自民党にとっては、真に戦後レジームの笧の一つなのではないかと思うのです。
 GHQの支配が終了したとたんに、コミンテルン(ソビエト共産党の世界革命推進本部)の指導によって北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が大韓民国に侵略を開始しました。 こういう時代背景なしには、勝共連合(共産主義に勝利する連合)との関係も生まれないだろうし、そしてその後、日韓基本条約が1965年に締結され、政財界は対共産主義の防波堤としての地政上の問題もあり、韓国を支援し肩入れもしたようです。 そのレジームの一つが勝共連合から統一教会への繋がりであろうと思います。 だから先号の「独り言」でも記載したように、大半の自民党員は、お陰様で統一教会と別れられそうで喜んでいるのではないでしょうか。
 昭和左翼群が計学園問題に疑惑があるように、大騒ぎしていましたが、 まだ今もなお戦後レジーム昭和左翼群が、疑惑を暴くというようなスタンスで正義の味方を演じていますが、もう皆さんお分かりと思いますが、この問題の本質は、安倍総理が目指す戦後レジームからの脱却の施策の一端だったのですが。マスメディアは全く見当違いの報道をします。否、敢えてそうしているのでしょう。 新たな獣医学部が50年以上に渡り開設されないという真に既得権益者の為の戦後レジームの状況下で、安倍総理の獣医学部規制緩和方針に、菅義偉官房長官は、これまでの規制は「根拠が明確にはない」と主張し、「獣医師会」「農水省」「文科省」の3者について「大反対された」「岩盤規制にしている」「この3社が抵抗勢力だ」などと罵倒、獣医学部以外にも「すべての分野」で規制緩和を進めると主張していました。
 戦後レジームの構築に、大きな影響を与えたのは勿論GHQです。当時のGHQ指導部にも共産党員が多く在籍していたという事実が明らかになってきています。そして朝鮮戦争、米ソ冷戦時代を経て、政財官は日本の良き未来像を目指して、手を携えて進むというより、左翼も右翼も時代に依存して富を得、その既得権を守ることに総力を費やしてきたのかも知れません。安倍総理と菅総理が、戦後レジームからの圧力に抗いながら、日本人を守るため、日本の未来のための多くの法案を成立させたことで、戦後レジームの崩壊が始まる予感がします。 本丸は戦後レジームの総本家である憲法の改定です。憲法の改定には安倍総理が居ると居ないとでは、大きな違いがあるように感じられます。
 国葬儀の献花の列は3万人近かったといわれていますが、ネットでの「デジタル献花」は、27日正午時点で25万人を超え、繋がりにくくなっているそうです。その献花に添えられた手向けの言葉に、私が一番多かった言葉と感じた言葉は「安倍さん、ありがとう」でした。
 安倍晋三元総理大臣、衷心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

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