23.09.29 | グロースリンクグループより

今月の格言はこちら！

努力だ、勉強だ、それが天才だ。
誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ。

- 野口 英世 -
（日本の細菌学者 / 1876～1928）

野口英世は、日本の細菌学者として知られています。
1876年福島県に生まれ、幼いころ受けた手術をきっかけに医学に興味を持ち、世界中で感染症の研究を行います。
蛇毒、梅毒、黄熱病の研究に携わり数多くの人々を救いますが、ガーナで彼自身も黄熱病を患い51年の生涯を閉じました。

彼の成功の背後にあったのは、努力と勉強に対する情熱でした。
当時細菌学の分野は既に開拓が進んでおり、彼は時には危険も顧みずにまだ誰も発見できなかった難しい病原菌の研究を推し進めることになります。
他の研究員には「日本人はいつ寝るのだろう」と言われるほど誰よりも多くの時間とエネルギーを捧げ、多くの人々の命を救う方法を見出しました。

天才という言葉は、何か特別な才能を持つ人のことを指すと思われがちですよね。
しかし彼は天才は単なる天賦の才能ではなく、努力と勉強によって生まれるものだと語りました。
生まれてすぐに左手の大けがを負った英世は、それでも人は誰でも天才になる可能性を秘めていると信じ自分の人生を諦めずに、その功績を残しています。
天才とは生まれつきのものではなく、意欲と努力によって養われるものである。目標に向かって努力し、勉強することで、自分の力を最大限に引き出すことができる。
諦めずに誰よりも頑張ることが結果につながると教えてくれる格言の紹介でした。