税理士法人SKC

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日本の希望となるか 参政党と日本保守党

23.10.28 | 堺俊治の独り言的情報

  百田直樹氏が立ち上げた「日本保守党」は、皆様はもうご存じだと思います。 保守派層から、大きな期待をされているようです。 しかし、進もうとしている方向は、かなり同じところにあるように思う「参政党」についてはかなり認知度が低いようです。

 参政党は2020年に設立され、2022年の参議院議員選挙で神谷宗幣氏が当選しました。 得票率は2%を上回って、政党要件を満たす国政政党となっています。 現在国会議員は1名ですが、地方議員は既に124名が当選しています。
 参政党の党名は、「皆さんに『参加』してもらえる『政治』をつくる『チーム』」という意味です。 先の参議院議員選挙では、武田邦彦氏が参政党から立候補したので(落選しましたが)、かなり知名度は上がったかもしれません。 オールドメディア(TV、新聞等)は、全く報道しません。 報道するとしたら恐らく「陰謀論者」として揶揄するための報道です。 反リベラル(反社会主義・反共産主義)・反グローバリズム(反世界統一政府を目指す)の政党だからです。 そしてオールドメディアが報道しないことや、隠蔽していることを街頭で市民に公にするからです。 オールドメディアはスポンサー(広告主)に不都合なことは一切報道しません。
 参政党の理念は、「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」で、綱領は、「先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる」「日本国の自立と繁栄を追求し、人類の発展に寄与する」「日本の精神と伝統を活かし、調和社会のモデルをつくる」の3点です。 これを観ると、日本ファーストの保守党であることが分かります。
 そして基本政策が、「十の柱」として発表されています。
 1 社会づくり 2 安心できる生活づくり 3 経済づくり 4 人づくり 5 科学技術づくり 6 国防力と危機管理力づくり 7 世界に大調和を生む外交づくり 8 納得の政治・行政づくり 9 環境・エネルギー体系と国土づくり 10 国家アイデンティティづくり 

 日本保守党は、百田尚樹氏と有本香氏によって結党された政党で、今月の17日に正式に結党宣言されました。 もう既に、党員数は日本維新の会を超えて5万2000人台になっているそうです。「日本を豊かに 強く」を理念に掲げています。 日本保守党も「反リベラル・反グローバリズム」です。 政策を比べてみると、参政党の「10の柱」の内容は、あまり具体的では無く、理想論的に感じます。 それに比べると、日本保守党は、より具体的な政策を掲げているように思います。 参政党の街頭演説はオールドメディアの情報しか知らない方々にとっては、「そんなこと初めて聴いた。 本当のことなんだろうか?」と戸惑うくらいかもしれません。 だから参政党が目障りな勢力は、思いっきり誹謗中傷しています。 その誹謗中傷を聴いた方々は、やっぱりおかしな政党なんだ、陰謀論を広げている政党なんだと思ってしまうかもしれません。 街頭演説で市民に伝えていることは、私が聴いた限り、エビデンスに基づいた主張を展開していますが、そこまで言ったら自分の身が危ないのではないかと思うくらいです。 ところがその演説の内容が、オールドメディアが、食品メーカーや医薬品メーカー等に忖度して、隠蔽してきた食品や薬品や、そしてワクチン等にかかる健康被害の情報だったりしますから、初めて聴かされて驚く方も多くいると思う訳す。 演説の内容に、オーバーに言っているだけではないかと反応するかもしれませんが、安倍元総理がよく言っていた「戦後レジーム」よって日本国民は半ば洗脳されてきたのです。 だから参政党も日本保守党も、日本を「戦後レジーム」から脱却させて、真の独立国家である日本を目指すという点では一致しています。 何が違うのかについては、参政党の神谷代表が、支持をもらう対象が違うと述べていました。 参政党は主要なターゲットは30代から40代までの子育て世代が中心だと言っていました。 基本政策を比較して読んでみるとよく分かる気がします。 私らのような高齢者は、日本保守党の政策提言の方が判りやすく、支持しやすいという気がします。 この違いは、うまく住み分けが出来るということかもしれませんね。

 この二つの政党が、これからの日本に大きなうねりを起こすかもしれません。 否、起こすことを願っています。「面白き こともなき世を おもしろく」

 

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