税理士法人SKC

税理士法人SKC

輝く未来の種

16.01.26 | 事務所情報

2016年が始まると、いきなり株式市場の乱高下と円高による企業収益に対する影響と気になる出来事がたくさん出てきておりますが、皆さんの会社ではどのような新年を迎えられたのでしょうか?
さて、現在の日本の人口は、1億2682万人で、前年比で19万人の人口が減少したという統計値があり、日本の人口は2007年にピークに達し1億2777万人でした。

その後に徐々に減少の一途を辿り、約8年間で約100万人が減少したことになります。これは北九州市の人口に匹敵し、やがて毎年100万人が減少し、毎年北九州市がポロリポロリと無くなっていく時代がやってき、約50年後には人口が8000万人になると言われております。

このような人口減少の時代に我々経営者が意識しておかなければならないことは、「自社の強み」は何かということです。例えばパン屋さんですが、パン全般をお店に並べて売られているパン屋さんよりメロンパンだけを並べているパン屋さんの方がより専門的で美味しいのではないかと思ってしまいますよね!また、ラーメンは大衆食堂のラーメンよりラーメン専門店のラーメンの方が美味しいかも知れないと思ってしまいますよね!

人口減少時代の経営は、より専門性を高めることでお客様の意識が集中し、メロンパンなら○○ベーカリーとかラーメンなら○○軒といったように注目を集め、顧客の集中を図ることが出来ます。

人口減少時代の経営は、専門性を高めること(自社の売りを極限まで絞り込むこと)で生き残ることが勝ち残ることが出来る時代なんです。

皆さんの事業での強みは何ですか?

もし、「コレ!」というものがあるのでしたら、その強みをどのように伸ばすかを是非一生懸命考えてください。必ず皆さんの会社が生き残る勝ち残る商品やサービスが見つかるはずです。また、「ないな・・」と思われる皆さんがおられましたら、これまたチャンスです。何が強みかを一生懸命考えてください。探そうとせず、ご自分の気持ちいいことを考えながらワクワクすることを考えながら探すと見つかるものです。

この強みが自社の将来を切り拓く種と必ずなります。

まだまだ人口減少を実感しない今のうちに会社の50年後100年後を考えて自社の強みを見つけ出し磨くことに専念してください。

必ず輝く未来の種を見つけることになりましょう。

今年も皆さんにとって素晴らしいと年間でありますことをご祈念申しあげます。

TOPへ