大阪プライム法律事務所

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「裁判映画祭」申込受付中【無料】

09.08.08 | ニュース六法

大阪弁護士会所属の弁護士の有志で作る「友新会」が、今年で結成110年となるのを記念して、裁判をテーマにした映画を、8月27日から3日間、大阪弁護士会館(大阪市北区)で上映します。丸田隆・関西学院大法科大学院教授の講演や評論家の宮崎哲弥さんを囲んでのトークセッションも開きます。 

裁判員制度が施行し、東京地裁で全国初の裁判員裁判も行われました。これらを受け、映画は陪審員制度をテーマにした「12人の怒れる男」(07年、ロシア)や「12人の優しい日本人」(91年、日本)、痴漢冤罪(えんざい)事件を題材にした「それでもボクはやってない」(07年、日本)など毎日2本ずつ、計6本を上映します。

 申し込み方法は・・・・(続きを読むへ)(写真「真実の行方」)

大阪弁護士会所属の弁護士の有志で作る「友新会」が、今年で結成110年となるのを記念して、裁判をテーマにした映画を、8月27日から3日間、大阪弁護士会館(大阪市北区)で上映します。丸田隆・関西学院大法科大学院教授の講演や評論家の宮崎哲弥さんを囲んでのトークセッションも開きます。(写真「12人の怒れる男」ロシア)

 

裁判員制度が施行し、東京地裁で全国初の裁判員裁判も行われました。これらを受け、映画は陪審員制度をテーマにした「12人の怒れる男」(07年、ロシア)や「12人の優しい日本人」(91年、日本)、痴漢冤罪(えんざい)事件を題材にした「それでもボクはやってない」(07年、日本)など毎日2本ずつ、計6本を上映します。 

申し込み方法は、友新会のホームページ(http://www.yu-shin.gr.jp/)にアクセスし、参加申込書をダウンロードして、ファクス(06・6223・0266)する。参加費は無料(申し込み先着各日150人優先)。問い合わせは友新会(06・6223・0250)。

期間:平成21年8月27日(木)~29日(土) 

【1日目】 8月27日(木)PM3:30開場、4:00開始、8:40終了

映画「インディアンサマー」(1997年韓国ノ・ヒョジョン監督)

映画「それでもボクはやってない」(2007年日本周防監督)【35mm上映】 

【2日目】 8月28日(金)PM1:30開場、2:00開始、8:30終了

映画「12人の優しい日本人」(1991年日本中原監督)

講演 丸田隆教授「裁判員裁判の課題」

映画「12人の怒れる男」(2007年ロシア ニキータ監督)  

【3日目】 8時29日(土)

(午前の部)AM10:30開場、11:00開始

映画「日独裁判官物語」(1999年日本 片桐監督)

(午後の部)PM1:00開始、4:50終了

トークセッション 宮崎哲弥氏

映画「真実の行方」(1996年米国グレゴリー監督)

 

【場 所】大阪市北区西天満1-12-5 大阪弁護士会館2階ホール
      (地下鉄淀屋橋駅徒歩10分、地下鉄北浜駅徒歩7分)

【参加費】無料 

【主 催】友新会

【申込方法】下記「友新会」ホームページの「裁判映画祭」コーナーから「申込方法」をクリックして、FAX用紙をダウンロードし、下記申込先へFAX(申込先着各日150名優先)

http://www.yu-shin.gr.jp/ 

【問 合 せ】電話 06-6223-0250
【申 込 先】FAX  06-6223-0266

 

《講師》 
■ 丸田隆 氏(28日講師)
弁護士、関西学院大学ロースクール教授。著書に、「裁判員制度」 (平凡社新書)など多数。
■ 宮崎哲弥 氏(29日講師)
評論家、コメンテーター。たかじんのそこまで言って委員会(読売テレビ系)、ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日系)、ニュースの深層水曜(朝日ニュースター)、スーパー ニュースアンカー(関西テレビ・木曜コメンテーター) など多数の番組に出演。09年5月に「映画365本 DVDで世界を読む」(朝日新書)を出版。その他著書多数。
《映画概要》
■「インディアンサマー」
エリート弁護士が愛したのは、夫殺しで死刑を求刑された女。切なすぎる想いに涙が止まらない慟哭のラブストーリー。(内容からは法廷ドラマ&ミステリーを予想させるが実際は感傷的なメロドラマの要素が強い。ただし、一審-控訴審-上告審が一通り描かれており、韓国の司法制度や裁判に対するイメージをつかむにはよい材料。)
■「それでもボクはやっていない」
2002年に東京高裁で逆転無罪判決が出された事件をきっかけに痴漢冤罪に関心を持ち、自ら取材した数多くの同種事件の実在エピソードを作品中に散りばめつつ、日本の刑事裁判の実態を映像化したもの。
■「12人の優しい日本人」
名作『十二人の怒れる男』のパロディ映画。「日本にも陪審制度があったら?」という架空の設定で描かれる法廷劇・密室劇。殺人事件で集められた、職業も年齢もバラバラな無作為に選ばれた12人。被告人が若くて美人だったことから審議は概ね無罪で始まり、すぐ終わるかに見えたが、審議は意外な展開へ進む。
■「12人の怒れる男」
アメリカ映画の不朽の名作『十二人の怒れる男』を現代ロシア版にリメイクした話題作。継父殺しの殺人容疑がかかったチェチェン人少年の裁判をめぐり、12人の陪審員がさまざまな思惑を交錯させながら審議を展開する現代ロシア映画。
■「日独裁判官物語」 
日本とドイツの裁判官の違いを浮き彫りにしつつ、日本の裁判官のあり方について問題提起するドキュメンタリー映画。映画では、日本の裁判官たちが、日々の仕事のハードさを嘆き、市民集会で発言すれば処分され、最高裁から睨まれると人事や給料で差別されることを語る。一方で、ドイツの裁判官がスクーターで裁判所に通勤する様子、普通の市民と同じように地域の人々と交流し、自由に意見交換する様子などが映し出される。日本の裁判官をめぐる問題点がドイツとの対比でよくわかる。
■「真実の行方」
大司教惨殺事件で逮捕されたのは、彼の侍者のアーロンという青年だった。売名家と呼ばれている弁護士マーティンは、事件の話題性から無償での弁護を申し出たが…。緊迫の陪審法廷サスペンス。リチャード・ギア主演。

 

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