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- 19.09.17 | 所長メルマガ
- 悪いところは ほっておいて 良いところを伸ばそう!?
- 部下や新人などの指導でそのように言われることがあります。さらに、叱るより褒めるほうが良いようにも言われます。また、若い人に多いようですが、少し強く注意などすると キレたり、すぐに辞めたりするとか。だから、相手の嫌なことに なるべく触れないことが賢明だと考えた行動かもしれません。しかし、昔から「鉄は熱いうちに打て」と言われるように最初が肝心で、甘やかして 良くない習慣や癖、考え方が身についてしまうと、後で修正するのが大変です。だから、本当は悪いところは直すが、同時に良いところも延ばすのが正解でしょう。
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- 19.08.19 | 所長メルマガ
- 最後までやり続けると成功する!?
- 「途中で諦めるから成就できない」「成功するまでやり続ける強い覚悟がないと何事も うまくいかない」 このような言葉を聞いたことがあるだろう。産業界においても、パナソニックの創業者の松下幸之助氏や京セラの稲盛和夫氏などの名経営者が こうした趣旨のことを述べてある。しかし、凡人が起死回生を願い、何かに取り憑かれたように ひとつの事に全資力を投じたとしても、結果は大抵うまく行かないと想像することは容易いだろう。何が違うのだろうか?
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- 19.07.16 | 所長メルマガ
- PDCAが回らない経営計画は役に立たない!
- 社長一人あるいは数名のパートアルバイト従業員しかいない会社では、経営計画は社長の頭の中だけでも問題はない。しかし、そのような状況では、社長が現場に出て忙しく働いていることが多いので、計画が具体的でないと忘れがちとなる。禁煙やダイエットなどの目標を立てても、目的・期限・数量などが曖昧であれば達成されないのと同様に、計画も理想状態をただ思っただけになってしまう。だから、計画は作成した方が良い。ところで、大きな書店に行けば経営計画の立て方に関しての書籍はある。また、PDCAサイクル(計画→実行→評価・検証→対策・修正→計画 の繰り返し)に関しての書籍は、それ以上に沢山見つけることが出来る。ところで、経営計画を実行する場合、PDCAを意識しないとうまくいかないはずだが、両者を結びつけて解説しているものはほとんど見当たらない。何故だろうか。幾つか考えられる。以下に挙げてみよう。
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- 19.06.17 | 所長メルマガ
- 悪いことを考えてはいけない!?
- 経営者は起こりうる様々な事態を予想し、対策を考えておかなくてはならない。成長発展につながる準備対策が不十分だと、幸運なチャンスが到来しても競争相手においしいところを取られてしまう。市場が拡大している場合は出遅れを挽回出来るかもしれないが、縮小傾向では弱体につながる。うまくいっている同業者のやり方の後追いでは勝てない。中小零細企業では革新的な技術等で新しい商品・サービスを提供することは困難だろう。それよりは既存の商品サービスをお客の潜在する要望に応えて変化させたり付け加えるのが良いと思われる。直接聞いても本当のことを語ってくれない場合があり、お客の立場で不便や利益を考えてみる必要がある。会社が考える良い商品がお客様にとって欲しい商品とは限らない。また、社会的な価値観や好みの変化も商品の選考に影響を与えるので、世の中の様々な 人に関わる変化(今までと違う変わったこと)の情報等に関心を払う必要がある。それが自社の商品サービスとお客のニーズにズレが生じていく兆しとなるかもしれないからだ。多くの中小企業の経営者はやらない。だが、変化に鈍感であれば成功は難しい。
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- 19.05.13 | 所長メルマガ
- 変化はチャンスである?!
- 元号が平成から令和に変わりました。どう世の中が変わっていくか多少期待と不安を感じている方もいるでしょう。急に変わることは無い、少なくとも東京オリンピック終了までは大丈夫だろうと思っている人も多いと思います。しかし、米中の覇権争いや北朝鮮の動向によっては激変する可能性もあります。そんな大きなことには関心無く、元号やオリンピックを自分の商売に何とか活かせないか試行錯誤で行動している人もいます。今月は変化について考えてみましょう。
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- 19.04.15 | 所長メルマガ
- 事業の絞り込みは怖くない?!
- マーケティングやランチェスターの法則等によると、事業を始めるに当たってなるべく競争の少ない分野から進出し、そこで大きくシェアを獲得するのが良いとされる。ライバルが現れると相手以上の戦力を投下し打ち負かす。もし、相手が大手で実力も資力も上であるならば撤退する、或いは直接競合しないように分野や商品等を改変させる。だから、資力の乏しい中小零細企業は得意分野に絞り込んで集中して行うのが良いと言われる。ところが実際やってみると、思ったように売上は上がらない。挽回しようと、あれこれと当初予定しなかった分野や商品にも手を出し、何とか生き残っている状態である。絞り込め、集中させろと言われても切り捨てた分野の売上は確実に減る。それに対し、残した分野の売上は増えるかどうか分からない。だから、取りあえず現状のままが多い。
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- 19.03.18 | 所長メルマガ
- 強く思う、いつも思う これが基本?!
- 精神世界に関心のある方なら「引き寄せの法則」など聞いたことがあるでしょう。自分の成りたい状態を紙に書いたり、人に公言したりすると、程々の努力で叶うとか。達成を予言的に述べ、先に感謝の言葉を添えるとより確実になるそうだ。少し怪しい話だが信じる人も多い。欧米の成功哲学でも、まず目標や願望を決めることから始まる。後はお金や時間、人間関係などの代償を払い、立てた計画を実行する。障害は当然発生すると想定され、努力を重ね成功となる。
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- 19.02.15 | 所長メルマガ
- 同じことの繰り返しでは成長はないのか?!
- 事業を始めて、しばらくの間は想定外のことが次々と発生する。三年から五年で廃業となる場合も多い。やがて、不完全でも自分のスタイルが確立出来るようになる。そこから大きく事業を成長させる者もいる。振り返ると、その時期は大変だったが充実していたと言う経営者もいる。事業は順調に伸びている、あるいは安定しているが、以前ほど緊迫感や感動が無くなったと感じる。やっている仕事の大半は同じ事の繰り返しである。無茶をしなければ、想定外の事は まず起こらない。事業は成長していても、経営者としての成長が緩やかになったと不安を感じる。
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- 19.01.15 | 所長メルマガ
- 論理と感情のバランスを意識していますか?!
- 人は物事を判断するときに、意識しなくても論理と感情の両方から思考を行う。そのバランスも人によって異なる。感情が優位であれば、合理的な決定が出来ず、いわゆる お人好しで損することが多い。反対に いつも損得ばかりを求めると、冷たい人だと思われ嫌われる。ただし、いつも一定ではなく、環境や体調、相手によっても大きく変わる。それでも平時はある程度傾向がみられる。それが性格の一部とも考えられる。誰も他人と自分とは違うと感じる。
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- 18.12.12 | 所長メルマガ
- 大きく変えてはいけない?!
- 強い生物が残るのではなく、環境の変化に適応能力の高い生物が生き残る。恐竜が絶滅した理由などで そう言われる。ビジネスでも成長分野で いち早く行動を起こした企業が成功を手に入れることが多い。また、現代では「変わらない(変えない)ことが最大のリスク要因だ」と言われることもある。しかしながら、変えすぎる場合は周囲の関係者やお客様の混乱を引き起こす。朝令暮改は悪い意味で使われることが多いが事実である。組織が大きくなると顕著になるだろう。
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