「下請中小企業・小規模事業者を対象とする補助金」について

14.05.23 | ビジネス【補助金・助成金】

下請中小企業・小規模事業者自立化支援対策の一つとして、 「下請小規模事業者等新分野需要開拓支援」の補助金の公募が4月24日から始まっています。


この事業は、親事業者の生産拠点の閉鎖・縮小、またはその予定による影響で売上が減少する下請小規模事業者等が、新分野の需要を開拓するために実施する試作・開発、展示会出展等の費用の2/3(上限 500万円)を補助するというものです。


補助事業の内容を少し詳しく確認しておきましょう。

■補助対象者

次の要件を満たす下請事業者、または、その共同体が補助対象者になります。


(1)売上減少要件
過去2年間に事業所を閉鎖もしくは取引関係のある製品の生産規模等を25%以上縮小させた事業者、または今後1年以内に閉鎖等の予定のある事業者と下請取引関係にあり、年間の売上高が前年比マイナス10%以上となる見込みであること。


(2)新分野進出要件
新分野の事業に係る売上高、有形固定資産の額または従業員数のいずれかの割合が全体の10%以上を占めることが見込まれること。


■補助対象経費

○事業費 : 産業財産権等取得費、委託費、雑役務費
○販路開拓費 : 展示会等出展費・旅費、広報費、委託費
○試作・開発費 : 借損料、機械等購入費、試作費、委託費等


■補助率

補助対象経費の2/3以内で100万円以上500万円以下


■受付期間 

平成26年4月24日~平成26年7月4日


■その他

従業員20人以下の製造業、従業員5人以下の商業・サービス業 の小規模事業者であることや、認定経営革新等支援機関の協力を 得ている場合は採択にあたって【加点】があります。

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