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個人の強みを最大限に活かす組織づくりで重要な「特性」とは?

20.04.19 | 働き方改革

以前のメルマガでチームビルディングとは、
「個人の強みや長所を最大限に活かす組織づくり」
であると紹介しました。

チームビルディングについて詳しくはこちら

強みを活かすには、強みを知らなければなりません。
私は人の強みを才能 + 専門性 に分けて捉えています。

今回は、才能について述べたいと思います。

専門性の把握については、こちらもお読みください。

才能とは、

今現在あなたが持っている資質であり、

能力特性に区分されます。



能力とは、

身長・体重・IQ・運動神経など、

文字通りその人の能力をいいます。



一方で特性とは、

脳の特性、行動の特性などをいいます。



才能は、無意識のうちに発揮される力です。


言い換えると、通常モードで発揮されてしまう力です。



入社前の筆記試験や適性検査の評価点が同じ、

つまりは能力が同じと評価された新入社員がいるとします。


しかし、入社後の仕事の評価に大きな差が出ることは普通にあります。

ではなぜ、そのような違いが生じるのでしょうか?


その理由は、

才能を活かした仕事に就いているかどうかの違い

に拠っています。



特性は、人が様々な状況下で無意識にどのような反応をするか?

で把握することができます。


特性を把握するためには、

自分や相手がどのような行動をしがちか、

じっくり観察する必要があります。



また、仕事の習得の速さも特性を知る手掛かりになります。


人は全ての仕事を同じ速さで習得する訳ではありません。


習得する速さであったり完成度が高い仕事があれば、

それはその人の特性に合った仕事の可能性があります。


どんな分野であれ、

仕事に必要な知識や技術を習得する速度が早ければ、

その仕事はその人(特性)に合っているというこです。


トップや上司は一人一人の特性を観て、

仕事を与える必要があります。


それが、強みを活かすということなのです。



強みを活かした活動や仕事は、

人に満足感を与えます。


何か仕事を終えて気分が良ければ、

それは、

「自分の特性を活かした仕事をしている」

ということができます。


仕事において満足感が高ければ、

離職率が低下し、

仕事に対する熱意が高まります。


それだけでなく、

仕事に対する満足度が高まれば人の創造性も高まる。

という研究結果もあります。


繰返しになりますが、

人が特性を活かせば、

仕事の習得度は速まり、

仕事に対する満足度も高まるので、

結果として生産性が高まります。


いわゆる強みを活かすとは、

人が持っている目に見えない特性を活かすことです



目に見えない人の特性を知るためには、

自分や相手をじっくり観察する必要があります。


しかし実際には、

日々の業務は忙しく、

目の前の仕事に集中するあまり、

自分やスタッフをじっくり観察するのは至難のわざです。



そこで私は、

人の特性を識別するために、

「効き脳」診断というツールを使っています。


「効き脳」診断とは、

人の脳の特性を
科学的・視覚的に表すツールです。


効き脳は科学的な診断なので、

その人が得意とする仕事、

その人が苦手とする仕事も分かります。



また、

視覚的に違いが認識しやすいので、

自分と人との違いも分かりやすいのが特徴です。



出展:フォルティナジャパン


長くなりましたので、

効き脳診断について詳しくはまた今度お伝えします。



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