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経営カイゼンが上手くいかないのは、『強み』を活かしていないからです。

20.06.16 | 働き方改革

働き方改革を始めとする
経営に関する様々な問題を解決しようとして、
本を読んだり、セミナーを受けて学んだことを、
そのまま自社でマネしても失敗に終わることがあります。

働き方改革により失ったものとは・・・

失敗を繰り返すと、従業員のモチベーションが下がるため、
改革の気質をもった経営者でも、
だんだん経営改革に着手出来なくなります。

そのような企業の行く末は想像に難くありません。

他社の事例を真似をして上手くいかないのには訳があります。
その理由は・・・

本やセミナーで学んだことをそのまま自社に取り入れて上手くいかないのは、

自分の会社の業態、働く人に合っていない方法をそのまま取り入れるからです。


他社の事例や本に書かれた研究結果は、

成功の事例ではあるので、

何も学ばずに取り組むよりは成功率は高まります。


しかし、他社の成功はその業態・働く人の強みで解決したのです。


自社に取り入れる場合は、

自社の業態に合った方法に変える必要があるだけでなく、

取組に合った『強み』を持った人材を担当にできるかで決まります。


特に新しい取組を行う場合は、新しい業務に適した人材を担当にする必要があります。


いろいろな取組に適した人材は、『効き脳』診断により知ることができます。

その辺りは前回のメルマガでもお伝えしています。

前回のメルマガはこちら


効き脳診断は、

人の脳の特性を科学的・視覚的に表すツールです。


効き脳は科学的な診断なので、

その人が得意とする仕事、

その人が苦手とする仕事も分かります。

出展:フォルティナ
出展:フォルティナ㈱


問題の本質を見抜いたり、新しい取組が上手くいくかを分析するのが得意なのは、

論理・理性脳Aが高い人です。


どのような打ち手が適しているか考えたり、

他社の事例をどうアレンジして取り組めば上手くいくか考える必要がある場合は、

論理・理性脳の人が適任です。



同じことをコツコツ、正確に行うのが得意なのが、

堅実・計画脳Bが高い人です。


他社の取組をそっくりそのまま真似ればうまくいく場合は、

堅実・計画脳の人に任せましょう。



コミュニケーションをとって、チームの力で問題を解決するのが得意なのが、

感覚・友好脳Cが高い人です。


チームで取り組まなければならない大掛かりなプロジェクトには、

感覚・友好脳がある人の力が必要です。



新しいアイデアを生みだしたり、新しいことに取組むのが得意なのは、

冒険・創造脳のDが高い人です。


他社の事例が無かったり、業界で初めて取り組むような仕事を任せるのであれば、

冒険・創造脳の人が適任です。


こういったことを踏まえて、

解決したい会社の問題を解決できる社内のメンバーは誰か?

という事を考えて対策メンバーを決めるひつようがあります。



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