社会保険労務士法人アルコ

さあ、プレミアムフライデー何しましょう

17.02.28 | 音楽室から

巷では、プレミアムフライデーがちょっとした話題になっていますね。

ショッピングを楽しんだり、映画を見たり、2.5泊の旅行に行ったりといろいろできそうです。 私は、趣味の楽器演奏をしたりツーリングに出かけて、こった頭をほぐしたいですね。

皆さんの所では、いかがでしょうか。

弊所でも、スタッフの皆さんと話し合って、プレミアムフライデーを導入することとしました。 その際に問題となるのが、時給制の方です。シフトが入っているにもかかわらず、時短してしまうとその分の給料が目減りしてしまいます。 これでは、折角の取り組みも効果がありません。そこで、有給休暇の半休を使うのはどうかとの意見もありました。しかしながら、2時間程度の「早退」で半休消化されては、これもまた不利益となります。 有給休暇の時間単位付与とう方法もありますが、そもそも有給休暇は労働者の権利ですから、趣旨に反してしまいます。

弊所では、シフトに応じて、3時までに退勤し、その日の所定労働時間の時短分は、弊所が支払うこととしました。お小遣いと同じですね。 お子さんやご家族、友人との団らんを楽しんでいただければ嬉しく思います。
ちょっとしたワークライフバランスへの取り組みとして、職場からささやかな満足が生まれることで、より良い環境の形成を目指すことができると思いますよ。



そうそう、団らんって、テーブルやこたつを囲んでみんなでワイワイする光景を想像しますよね。これを円居、団居(まどい)と言うそうです。 ドボルザークの新世界に、♪遠き山に日は落ちて~の歌に、「まどいせん」という言葉が出てきます。小学生のころは、何を言っているのかわかりませんでした。 中高生になって、「惑わない」と勝手に誤認し、再度この曲を弾く機会があった際に、調べたところ驚きました。そうです、「団居せん」すなわち、団居しようという意味だったのです。 家路を歩くなか、遠い山に日が落ち始め、星も輝いてきた。今日の仕事も無事に終えて、心も軽く、早く家族と団居をしようという気持ちを唄っているのですね。 美しい曲にピッタリな歌詞だなとつくづく思いました。

こんな気持ちに寄り添えるプレミアムフライデー。職場で活躍する皆さんへエールを込めて贈りたいですね。

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