社会保険労務士法人アルコ

チェロ君!どうしたぁ~!?

17.06.21 | 音楽室から

演奏会も直前に迫り、7月2日には伴奏合わせがあります。師匠からは厳しく見放され、ブルーな日が続いています(;_;)
ええーい、負けるもんかと、夜な夜な防音室で練習をしていると、D線がおかしい...。あれ?裏返る。
何度やっても同じ。松脂が多いのか?弦の寿命か?弓の毛から松脂を落としたり、弦をストックのものと替えるなりいろいろ試します。
やっぱり同じ。ああ~っ!もう時間がないのに~!梅沢富美男さんの夢芝居がリフレイン。「稽古ぶ~そくを、幕はま~たない♪」

翌日、近くの弦楽器店に。「ああ、ウルフですね。解放弦から出ているので、これじゃ弾けないですね~。」
オーマイガー!!「どうすれば!?」「ウルフキラーで調整しますが、テールピース、駒調整、場合によっては取り替え...。」
「それでもダメな場合は...。」おいおい、何故陳列されている平気で車が買えてしまうチェロに目線を移しているんだ!?

日を改め、いつもお世話になっているショップにレッスンがてら相談に。リペアマンが涙目で、「無理!」とスタッフさんにNGを。
こりゃ大変だとそそくさと帰り、事務所で仕事をしていると、電話がかかってきて「先ほどは申し訳ございませんでしたぁぁ!!」と。
あまりの対応に、あわわわわとどもってしまいました(^▽^;)なんて親切なんだろうか。症状を伝えて、診断の予約をしました。
中々、弦楽器のリペア工房はレアなので、いつも忙しそうです。私が労働条件、悪化させたらシャレになりませんからね(^▽^;)

スチール弦との組み合わせが悪いことも考えられるので、ナイロン弦の試張もお願いしました。かつてバイオリンでも同じことが改善されたことがあったので。
梅雨は湿度が高く、外国産の楽器には過酷な環境です。チェコで生まれたチェロ君には、私の扱いが「ブラック企業」だったのかもしれません(;_;)
産業医ことリペアマンの指示に従い、チェロ君の快適な就業環境の形成に励みます!!

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