株式会社アックスコンサルティング社労士事業部

スタバ・タリーズ・ドトール どの会員カードが一番お得?

15.07.08 | 身近な事例に学ぶマーケティングノウハウ

こんにちは。

アックスコンサルティングの 
セールスコピーライター 大須賀です。 

先生は、
カフェは使われますか?
 
私はよく使います。
 
地方出張の時にPC充電をするため、
アポイントの合間に、資料整理するため、
このメールを書くため、、

最近気づいたのですが、
スタバもドトールもタリーズも、
みんなプリペイドカードがあるんです。
しかも、どの会社のカード特典が違うんです。

その違いが、ポジショニングの違いなんだと思いました。





from:恵比寿のタリーズカフェ
 
 
恵比寿駅からアックスコンサルティングまで歩くと、
スタバ・プロント・タリーズ・ドトールと、
一通りのカフェがあります。
 
どのカフェでも、
プリペイドカードを用意してあるんですね。
 
個人的には
ソイラテ(豆乳ラテ)の好みで
スタバ>>タリーズ>ドトールなのですが、




今回は、
会員カード(プリペイドカード)に注目して、
3社を比較してみました。
 
 

なんとなく機能の比較はわかりましたが、
結局どれがお得かわかりにくいですね。。

先生はどう感じられましたか?
 







今回のプリペイドカードに限らず、
似たようなサービスがある場合、
こういった機能比較をされることはよくあると思います。
 
お得か?という考えでいくと、
次はコーヒーの単価×月毎利用数から算出するのかもしれません。


しかし、
こういった機能が

どんな付加価値があるか

という切り口で考えると、
また違った印象を受けると思います。


機能⇒付加価値で表を作るとこんな感じです。
 





いかがでしょうか?


プリペイドカードの本来の付加価値って、
いちいち現金を使うことをやめる(手間の削減)
ポイント・割引がある(コストの削減)
が一番なのかなと思います。


しかし、
スタバではその付加価値に加えて、
 
カードの種類が多数あり、
四季で新しいカードが出たときの、
移行が可能であったり、
落とした時の補償を用意しています
 
つまり、
好きなカードを持ち歩きたい
という
本来とは異なる付加価値をつけています。
 
また、
オートチャージという形をとり、
チャージの煩わしさをなくそう
という価値を追求していることがわかります。

代わりに価格的な割引は少なそうです。



逆にドトールコーヒーでは、
いつチャージしても割引があり、
利用金額によってポイント率が上昇するなど、
徹底的にコスト削減に注目したカード
であることがわかります。


タリーズはその中間でしょうか?
割引もあるし、
1杯無料の金額がスタバより安いです。
カードのデザインも多いです。
しかし、
カードを複数持った時の移行や補償がありません。
 
 
どういった付加価値があるかは、

そのカフェが、

どんなお客様に対して
どのような価値を提供したいか

によって変わります。

 
また、

付加価値とは、
本来的な機能による付加価値だけではなく、
デザインや不安の解消といった本来の機能とは異なる付加価値もある

ということがわかります。
 
 
実は、
こういった考え方には、
会計事務所でもそのまま当てはまります。
 
 
どんなお客様に対して、
どんな付加価値を提供するのか、
そして、そのためにはどんな機能(サービス)が必要なのか、
 
是非一度考えてみてください。
 


セールスコピーライター
大須賀
 

 
P.S.
会計事務所がいかに付加価値を提供するか
といった内容の
日本縦断セミナーを開催することになりました。
私も各地域で講師としてお話することになりましたので、
お時間ございましたら是非ご参加ください。


P.S.S.
フラッペ?フローズンタイプの好みだと、
最近はタリーズカフェがブームです。笑

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