21.11.11 | 経営全般

■ 日本では買えないオフショアファンドの魅力

こんにちは。
シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。

シンガポール、香港、ドバイなど英語圏でのファンド
（日本でいう投資信託）のラインナップは豊富です。

ちなみにシンガポールでは投資信託のことを
ユニットトラスト（Unit trust）と言います。
アメリカだと、ミューチャルファンドなど国によって
呼び名が違うようですが、ほとんど同じ意味です。

金融機関によって若干取扱商品が違いますが、
英語圏では世界の運用会社の商品を上流に近い状態で買えるのが特徴です。
また、投資信託の通貨の選択もできます。
同じ投資信託でもUSD、ローカル通貨建て、豪ドル建てなど取り扱いがある場合も多いです。

子供の教育をアメリカで考えているという場合、将来USDが必要になるのでUSDで資産を運用
する、英国の場合はポンドなど様々な選択ができるのです。

投資信託によっては分配金を出さないものもあるので、
売却時までは運用益に対する課税を繰延できる場合もあります。
日本など分配金に課税をする国に住んでいる場合、税金の繰延をする意義もあるでしょう。


■ オフショアファンドの選び方

さて、投資信託を選ぶ際にどのように選べばよいのでしょうか。

最も重要なポイントは運用会社で選ぶというところは世界中で共通ポイントです。
投資家としては投資信託を購入してから何十年という長い付き合いになるために、
一貫した運用スタイルやクオリティを継続できる組織かどうかを選ぶ必要があるのです。

一般的に資金が潤沢であれば安定性を確保でき、投資信託の数が少なく、
ファンドマネージャーが多い方がきめ細かい運用が可能になります。

資産運用の9割はアセットアロケーション（資産配分）によって決まるとも言われていますが、
リスクを低減させながらリターンの最大化を目指すには株式のみではなく、
債券や商品（コモディティ）も組み合わせて分散投資をすることが考えられます。

また、地域も様々な国に分散をするべきです。
ETFや投資信託などを活用させれば、少額から国際分散投資が可能です。

配当をたくさん出すポートフォリオを作りたい場合、
債券型の投資信託を一定の割合組み入れる戦略もあります。
なぜなら、発行体となる企業や国はほぼ確実に債券の利息を支払うからです。

また、分散投資をするのに多額の資金が必要となる債券に投資をする場合、
投資信託を活用する意義は大きいです。

株式に関しては世界中で多くの人がアプリなどで少額から簡単に注文をすることができます。

続きはこちらからお読みいただけます。
https://100mylifeplan.com/2021/08/26/chapter3-1/

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コラムを読んだり、 Q&Aで質問をすることも可能です（一部有料）。 

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★プロフィール★
花輪 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士（国家資格）CFP®認定者。
「ホンマでっか!？TV」などテレビ出演や講演経験も多数。
公式ホームページ　http://yokohanawa.com/
twitter: @yokohanawa
facebook: https://www.facebook.com/yokohanawa

書籍 
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