17.03.31 | 助成金

4月から新しい助成金が出ています。従来の内容と変更する助成金もあります。

以下の助成金が新設・変更されます。（制度ごとの詳細やは4月の下旬ごろには明らかになってくると思います。）

＜人事評価制度を策定・改善する助成金（新設）＞
生産性向上に資する人事評価制度と賃金制度を整備することを通じて生産性向上を図り、賃金アップ及び離職率の低下を実現した事業主に対して１社あたり最大で130万円を支給する。
まずは、仕事の評価を賃金に反映させる制度を設けた企業にまず50万円を支給され、以下の３つを満たせば、さらに80万円を支給されます。
 (1)生産性が一定程度改善している
 (2)離職率が数ポイント低下している
 (3)賃金が２％以上増えている　

＜勤務間インターバル助成金（新設）＞
終業時刻から始業時刻のインターバル（休息）時間数が9時間以上の企業が、以下の取り組みをすることによって取組をすることによって要する費用の4分の3（上限50万円）が支給されます。
（１）労務管理担当者に対する研修
（２）労働者に対する研修、周知・啓発
（３）外部専門家（社会保険労務士、中小企業診断士など）によるコンサルティング
（４）就業規則・労使協定等の作成・変更（時間外・休日労働に関する規定の整備など）
（５）労務管理用ソフトウェアの導入・更新
（６）労務管理用機器の導入・更新
（７）その他の勤務間インターバル導入のための機器等の導入・更新

＜研修関係の助成金（変更）＞
　従来1つ研修が20時間以上ないといけませんでしたが、訓練効果が高い研修
　については10時間に緩和されます。


以上です。他にもありますが、また今後ご案内いたします。