16.09.01 | 助成金

社員の中で最も低い賃金（時給換算した額）が時給1,000円未満の場合で、その者の賃金30～120円を引き上げ、設備投資をすると、その費用の一部（3分の4～4分の5）が助成されます。

この助成金は、「業務改善助成金」といいます。会社が生産性向上のための設備投資などを行い、最も低い者の賃金を一定額以上引き上げた場合に、その設備投資などにかかった費用の一部を助成するというものです。

これまでは時給800円未満の者がいる事業場のみを対象としていましたが、1,000円未満の事業場にも対象が拡充されました。

賃金の引き上げ額に対応する助成金額は以下の表のとおりです。

なお、生産性の向上に資する設備・機器の導入例は以下のとおりです。

・POSレジシステム導入による在庫管理の短縮

・リフト付き特殊車両の導入による送迎時間の短縮

・インターネット受発注機能があるホームページの作成による業務の効率化

・顧客・在庫・帳票管理システムの導入による業務の効率化

・専門家による業務フロー見直しによる顧客回転率の向上　　など