岡山中央人事通信(運営事業所:岡山中央社会保険労務士法人)

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【60歳以上の従業員がいる場合は定年を延長することで上限120万円の助成金がでます。】

16.10.23 | 助成金

先日可決された補正予算により、定年年齢を65歳以上に延長する企業に対して上限120万円が支給される助成金ができました。

1年以上勤務している60歳以上の従業員(パートは除く)がいる場合は可能性がありますので、ぜひご検討ください。

<概要> 
65歳以上への定年引上げ等の取組みを実施した事業主に対して助成するものであり、高年齢者の就労機会の確保および希望者全員が安心して働ける雇用基盤の整備を目的としています。

<主な受給要件> 
次の(イ)~(ハ)までのいずれかに該当する新しい制度を実施した事業主であること。
(イ) 65歳以上への定年引上げ 
(ロ) 定年の定めの廃止
(ハ) 66歳以上の継続雇用制度の導入
※この他も細かい要件はあります。

<支給額 >
実施した制度に応じて、次に定める額を支給します。
① 65歳への定年の引上げ 100万円
② 66歳以上への定年引上げまたは定年の定めの廃止 120万円
③ 希望者全員を66~69歳まで継続雇用する制度の導入 60万円
④ 希望者全員を70歳以上まで継続雇用する制度の導入 80万円
※2つ実施した場合でも高い方の助成金のみの受給となります。 

以上、高齢従業員が安心して働ける体制をつくることは、今後、高齢従業員に存分に活躍していただきたい会社にとっても大事なことかと思います。

つきましては、定年を65歳もしくは66歳にすることに、さほど抵抗感がない場合は、ぜひ100万円(65歳)もしくは120万円(66歳)の助成金をご検討ください。

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