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- 20.07.12 | ニュース六法
- 「自筆証書遺言の保管制度」がスタート
2020年7月10日から、法務局での「自筆証書遺言の保管制度」がスタートしました。自分で作成した遺言書を法務局に持参し、3,900円の手数料を支払えば、原本を保管してもらえるという制度です。公証人に作成してもらう公正証書遺言に比べて費用や手間が低いという面があり、これから注目を受けそうで、遺言書を作成する方も増えそうです。この制度を利用するにあたっての注意すべき点を説明してみたいと思います。
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- 20.07.12 | 非営利・公益
- 「University of Osaka」と「Osaka University」大阪大学はどっち?
大阪府立大と大阪市立大を統合し2022年度から「大阪公立大学」とされることになりました。それ自体はいいのですが、その英語表記を「University of Osaka」とすると公表したために、「Osaka University」の大阪大が反発し、6月29日に、大阪大は大阪府、大阪市や大学法人に再考を求めました。これに対して、吉村洋文知事は「変えることは考えていないし、混乱もしない」と撤回する気配がありません。私の出身大学だから言うのではないですが、確かに紛らわしいのは明らかですので、ぜひ大阪公立大には再考してほしいと思います。ただ、ことはそう簡単ではなさそうです。
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- 20.05.31 | 非営利・公益
- 新型コロナウィルスの影響を受けた方への支援情報
- 昨今の新型コロナウィルス感染症の影響を受け、経済状況悪化による売上の減少や雇用の維持、休業の保証について、支援情報を以下にまとめさせていただきました。新型コロナウイルスの流行により、苦境に立たたれている個人や事業者の方々へ、少しでもお役立ていただければと思います。最初に参考となる各サイトの紹介と、後半は個別の各種支援策を並べてみました。NPOなどにも多く適用がされています。みんなでこの苦境を乗り切れればと思います。
(2020年5月31日現在情報) - 続きを読む
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- 20.05.30 | ニュース六法
- 賭け麻雀のアウトとセーフ
- 定年延長で世の中を騒がせた黒川東京高検検事長が、文春砲であっけなく辞任に追い込まれてしまいました。産経新聞の記者宅で、産経記者2名と朝日新聞社員(元記者)と4人で、あろうことか賭けマージャンをしていたという記事で、本来は賭博罪を起訴する権限を持つ検察官としては誠にお粗末な結果としか言いようがありません。真面目にやっている大勢の後輩検察官も嘆いているものと思います。後輩検事たちはこんなことで萎縮せず、時の政府・権力者におもねることなく、毅然と検察業務を行って頂きたいと、同じ法曹として強く思います。
ところで、今回、黒川氏は辞職だけで留まりましたが、賭博罪には問われないのかと、いろんな方に聞かれました。賭けマージャンのアウトラインはどこにあるのでしょうか。 - 続きを読む
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- 20.04.29 | ニュース六法
- パチンコ店名の「制裁的公表」
- 大阪府は4月24日、新型コロナウイルス特別措置法に基づき休業要請に応じないパチンコ店6店を知事の会見で公表し、大阪府ホームページでも掲載しました。この特別措置法での施設名公表は、これが全国初でした。休業要請に応じず公表されたパチンコ店は大阪市の2店舗、堺市の3店舗、枚方市の1店舗でした。その後、他の都府県でもパチンコ店名公表が続々と続いています。
これに対応して、休業した店も出てきましたが、皮肉なことに、続行した店舗の中には、翌日の開店時に約300人が並んだ店もあるということです。行政が宣伝をしてくれたようなもので、「逆効果だ」との意見もあり、眉をひそめたくなる状況ですが、さまざまな意見があるのも事実です。中には、「特定業種を恣意的に選んで見せしめに首を絞めるようなやり方は法治国家としてすべきではない」というような意見も見受けられます。こうした事態を、法的にどのように考えていったらいいでしょうか。 - 続きを読む
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- 20.04.29 | 非営利・公益
- NPO法人の社員総会と新型コロナ対応
- 新型コロナウィルスの感染拡大のために、5月から6月にかけて定時社員総会を予定していたNPO法人などは、その開催に大変に苦労されているものと思います。
内閣府からは、6月末までに提出期限が到来した事業報告書等(法29条)について、NPO法人からの提出が遅延した場合でも、9月末までを目安に督促等を行わないことを含めた柔軟な対応を各所轄庁に依頼したということですから、まずは、開催時期をずらすという対応も検討されてよいと思います。認証NPO法人は念のために各所轄庁に相談することがよいと思います。
実際に社員総会を開催するにあたって、いろいろと工夫も可能です。その点についてご紹介いたします。 - 続きを読む
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- 20.03.31 | 非営利・公益
- 新型コロナウイルスと社員総会・理事会の開催
- 新型コロナウイルス感染の拡大で、公益法人や一般法人などから、社員総会や理事会等の開催をどうしたらよいかといった相談が多くあります。これら会議を中止や延期などにした法人が多数あるものと思われますが、開催をする場合には、実際に集まる以外にどのような代替措置があるでしょうか。公益法人に関しては、内閣府から3月19日付で、「新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う公益法人の運営に関するお知らせ」を発していますが、これが参考になるかと思われます。
以下、一般法人・公益法人の場合について説明をいたします。 - 続きを読む
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- 20.03.29 | ニュース六法
- 改正民法と桃太郎
- 2020年4月1日から、改正民法の多くの部分が施行されました。
この施行を控えて、法務省が、昔話「桃太郎」を題材にした啓発マンガを作成して公表しています。改正の大きな柱である4項目を題材にして以下の6話で構成されています。
第1話 はじまり 第2話 約款 第3話 賃貸借
第4話 消滅時効 第5話 保証 最終話
これは、法務省と東京大学法科大学院・法学部有志との共同制作ということで、マンガ家のほんままりさんが書いておられます。なかなかよくできたマンガだと思います。
ここに、マンガのあらすじ解説と、そこに出てくる改正民法の要点をお話します。特に、その中で出てくる「根保証」と「極度額」の話については、これから賃貸借契約を交わす家主さんなどは、必ずお読みになるのがよいと思います。 - 続きを読む
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- 20.03.29 | 非営利・公益
- 「特別養護老人ホームの 重要事項説明書」
介護オンブズマンによる「重要事項説明書」解説の決定版ができました。
「告発型ではなく橋渡し役」を基本に、20年間、特別養護老人ホームで活動してきた
介護オンブズマンによる「重要事項説明書」解説の決定版です。施設見学やパンフレットだけではわからない「施設選び」にも役立つ、隠れた情報の読み解き方をお伝えします!
2020年3月発行/出版社クリエイツかもがわ
B5判、88頁 定価 1,800円
(本の特徴)
◯着眼ポイントをピックアップ
◯知っておきたい用語を解説
◯市民が望む「モデル案」も提案- 続きを読む
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- 20.01.05 | 非営利・公益
- 第27回ワン・ワールド・フェスティバル 2月1日~2日
- 西日本最大!!世界につながる国際協力のお祭り、第27回ワン・ワールド・フェスティバルが、いよいよこの2月1日(土)~2日(日)に開催です。場所は、JR天満駅に近く、地下鉄扇町駅真上の大阪市北区の北区民ホール、カンテレ扇町スクエア、扇町公園を中心とした一帯です。 NGOや国際関係機関のブース出展、各国の音楽やワークショップ、そして食のブース「みんなのキッチン」や海外スポーツの参加型での紹介もあります。キッズゲルニカも。楽しみながら国際協力や国際交流を学び体感できるイベントです。
初日の2月1日(土)12:30~14:00には、ドイツ連邦共和国総領事ヴェルナー・ケーラー氏による講演「世界の中のドイツとヨーロッパ」を開催。戦後、積み上げてきたヨーロッパの協調と平和、EUのこれからを知るまたとない講演です。2日目の10時からは、【ギョギョギョッと】さかなクンのトークショー「つながる世界と日本」を開きます。また、午後にはワン・ワールド・フェスティバルの広報大使でシンガーソングライターの松田陽子さんも登場です。大阪市北区のゆるキャラ「のんちゃん・すーちゃん」にも会えます。ぜひ、ご来場をお待ちしています。 - 続きを読む
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